松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

「せ」絵札など

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「せんべい ばりばり せんざんこう」などです。
字のところにも煎餅感を出してみた。

いろは歌留多は生物学的に正しい、というのは、
全然目指してないのですが、
このせんざんこうはちょっと迷った。
はとは、ハンバーガーをつつく可能性は高いし、
ワニだって飲ませればワインも飲むはず、
病みつきになるかもしれんが。
しかし、せんざんこうがばりばり煎餅を食べるのは、
ほぼ不可能なのです。
なぜならば、歯がない…

ちょっと見た感じ体つきが、
ミナミコアリクイに似てるなぁと思ったのです。
ご存知のように私はかなりアリクイが好きなのです。
そして調べてみたら、
センザンコウはかつてアリクイと同じ種として、
分類されていた!
共通点が多いからです。
ご両人は共に、歯が無く、舌でアリを食べるのです。
センザンコウは鎧を着た「アリ食い」なのでした!
顎でバリバリはどうかしらとも思ったけど、
見た感じ顎は全然発達していないので無理でしょう。
顎が強い動物で有名なのはワニです。
あのほっぺ筋を見れば想像ができます。
ワインを飲むときには必要ないけど…

センザンコウは、
赤ちゃんがお母さんにおんぶするところも、
アリクイにそっくりです。
あのトゲトゲはかなり鋭いらしいが、
チビなりに鎧を着た赤ちゃんは平気らしい。
センザンコウは「穿山甲」とかくのです。
山を穿つ甲羅です。
そんなんで絵を描いてるだけなのに、
無駄に動物豆知識が増えるばかりのわし。