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松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

朝刊から輪島の話

昨日輪島の塗師、赤木さんの展覧会のDMを受け取った。
茶の箱展、いいなぁと思って見ていた。
そしたら翌朝の朝刊に、また輪島の話。

こちらは良い話ではない。
輪島市の過疎の集落が土地を売って集団移転と引き換えに
東京の産廃業者の処分場が作られると。
19日に住民投票が行われるらしい。
貧困が作られるのと同様に、過疎もまた作られる。
選択肢のなくなった人たちに、
押し付けられるのが原発や処分場である。
輪島市の大釜地区は総持寺門前町だったらしい。
何度も書いているように、海上交通の盛んだった昔は、
能登は豊かな地域であった。
数年前能登を旅行した娘が、
非常にいいところだがその寂れようは、
如何ともしがたいものだと言っていた。
陸上交通の時代は、
国鉄解体からローカル線廃止に行き着き、
ついに陸の孤島となった場所は日本中にある。

公共交通機関は黒字にならなくても、
存続されるべきである。
採算性と関係なく存在するのが公共というものである。
足があれば可能なことは増える。
そしてその足元を見て迷惑施設が押し付けられる。
そうなれば観光地としての可能性さえ失われる。
朝から気が重くなる。