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松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

静嘉堂文庫美術館

静嘉堂文庫美術館というのがある。
私は実は行った事がないのだが、
4月になったら行こうと思う。
展覧会の間しか開いておらず、4月15日から、
「挿絵本の楽しみ」という展覧会が始まるから。
常設展的なものも見られるのかなぁ。

ここには岩崎財閥の二代目岩﨑彌之助の集めた、
本と美術品が納められている。
明治の西欧文化偏重の中で、
和漢の古書籍と古美術品の散逸を恐れて、
収集されたものである。
一にも二にもコレクションの質が高い。
というか私の好みに合う。

この前行った橋立の北前船資料館に、
当時の金満家番付という物があったが、
岩崎弥太郎さん横綱でした。
パパから引き継いだお金の使い方が正しい。
それに意外に見る目のある金満家でよかった。
周辺に目利もたんといただろうが、
本人が気に入らなきゃお金は出さないだろう。

技術や文化が失われる時、
最初に無くなるのが、見る目です。
今や学名にも日本の名が入っている漆塗りと、
プラスチックの見分けさえつかない人がたくさんいる。
意匠や芸術性の話以前である。