松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

がいちてき

「でんでん」よりもっとすごいのが、
「がいちてき」です。
これは宮沢喜一の話で残っているらしいが、
若き日の彼の「画一的」の読みです。
いまはよめるかな?
唯一、とか同一線上、とか軌を一にするとか、
「一」は漢語では「いつ」と読むことが多い。
「いち」とよむのは、順序の場合かなぁ。

いちという読みをするのは、ずばり小学生っぽいです。
この調子だと、世間で普通に流布している文章や、
語られている言葉の意味が、
半分くらい解っていないのではないかという気がする。
だって「がいちてき」と入力しても出てこないだろう。
文章を書く機会もないのだろうけど。
おそろしいことじゃなぁ。
鬼の研究読んでいて、私も読めない漢字が出てくるけど…
ちゃんと調べなきゃね。