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松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

逃避読書と峰打

細菌関係が一段落して、
「日米合同委員会の研究」にかかったが、
これは読んでいて気持ちのいい本ではない。
全く不愉快になる要素しかない。
書いた吉田敏浩氏は偉いとしか言いようがない。
資料はほとんどというか全く公表されていないので、
いろんな方面から、
裁判資料、警察の資料、アメリカの資料から、
少しづつ拾い集めたものである。
どれも永久秘密のハンコの押されたマル秘書類ばかり。
ため息が出るような状況である。

その上年末年始のどさくさで、
買うだけ買って読んでない世界が二冊もある。
そこでお得意の逃避である。
中沢新一の「チベットの先生」を読みだした。
これも大分前姉に借りたもの。
中沢新一のごく若い頃のチベット修行時代のこと。
大変面白い。
こう言う心が晴れるものも読まなければやってられん。
偉いお坊さんたちの、
なんというかシンプルな偉さがまばゆい。

話は突然変わるが暮れに包丁を研いだ時、
珍しく背と、首の部分を少し研いだ。
そうしたら、ごぼうの皮をこそげる時など、
大変良いね。
峰打の刑でやるのである。
たまには背も研いでやらねばならぬことを思い知った。
峰打いいよ。