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松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

「土と内臓」おしまい

この前書いたように、
単糖類の食べ過ぎは良くないんだけど、
動物性蛋白質の取りすぎも良くない。
胃で胃酸や膵液に分解され吸収される分にはいいのだが、
処理能力を超える分が大腸に回ってくると良くない。
大腸では動物性タンパクは、
あまり良くない分解のされ方をする。
窒素と硫黄を含む化合物できる。
これらの物質は腸壁を傷付ける。
腸というのは、
さすがに漏れるとやばいものも、
いっぱい入っている袋なので、
常に健康な細胞で隙間なく覆われていなければならない。
だから細菌の作り出すSCFAは、
腸壁の健全化に日々励んでいるのである。
腸壁が悪い刺激を受けると、正しい細胞が作られず、
そういうことが続くと大腸ガンの原因になる。

大腸はとにかくすごい事を日々やっているのであった。
やってるのは私たちじゃなくて、
別の生き物だってとこがアレなわけだけど。

まだまだ書く事はいっぱいあるが、
本がたまっているので、ここで終わりにする。
この本はいろいろ隅々のディテールも面白い。
ダンボールを畑のマルチに使う話とか。
図書館にも入っているかも、なので、
興味のある人は実際読んでみるのがおすすめである。
一般向けなので全然難しくない。
訳もいいよ。「失われゆく」より薄いし。

「土と内臓」
デイビット・モンゴメリー+アン・ビクレー著
築地書館 2700円なり