器用な手の話
味噌作り講習会を2回終えて、
参加者は2回とも楽しかったと感想を述べてくれたのは、
とても嬉しい。
料理は楽しい。
人間は器用なのでいろんな事ができる。
私は我流でもいいから完璧でなくてもいいから、
いろんな事ができる方が断然いいと思う。
その方が楽しいから。
私の一代前の人たちはもっといろんな事を自分でやった。
今の人は能力を使いきっていないもったいない感じがする。
私も全く自己流で好き勝手にやっているんだけど、
それでいいじゃないかと思う。
自分でやってみるのがいいのは、自分が下手だとわかる事、
なんでもやってみると案外難しいという事が、
わかる事である。
それがわかれば完璧なプロの技に、素直に脱帽できる。
素晴らしい本物に、十分な価値を見出し、
もしそれが商品なら惜しみなく適切な対価を払う事ができる。
今、とにかく安ければいいみたいな流れになっているのは、
人があまりにも何もやった事がないからではないか。
器用な手の事で言えば、アライグマも流石にとても器用!
少し前みた動画の中で、
うるさい仔犬にうんざりしたアライグマが、
そいつをどけようと、足をつかんで引っ張っていたが、
あんな手の使い方は、サル以外で見た事がなかった。
すごく面白かった。
アライグマの手の使い方は非常に人間っぽい。
彼なら麹をほぐしたり、
味噌を混ぜたりできそう。笑