松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

じろ飴

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http://www.ame-tawaraya.co.jp/history/index.html
だいぶ前に姉に貰って使ってなかった、
じろ飴を使ってついに大学芋を作った。
お芋は五郎島金時さ!
じろ飴は私が生まれた家のすぐ近所の、
俵屋さんという飴屋さんの作っている、
米と麦だけで作る水飴である。
これね、信じられないくらい甘いの。
私の作る甘酒も初めて飲む人は信じられないというけど、
デンプンの糖化能力はすごいです。
そのくせ実にさっぱりとした上品な甘み。

今回一番難しかったのは、
器からじろ飴を出すところ。
寒いのでかたーくなってねばーとなって、
スプーンですくうことすらできなくて、
本当にどうしようかと思った。
湯煎すればいいとは思ったが、
片手でスプーンと器がつながっちゃってるし。
行くも帰るも不可能となった。
なんとか小鍋に入れて、水を少し入れて、
火にかけるとシャバシャバに。
これに少しお塩を入れる。
この状態に準備してお芋を揚げる。
素揚げの二度揚げね。
後はお鍋に入れじろ飴をよく絡めて、
出来上がり。
写真がうまくテリッとした艶が出てなくて悔しい。

あんまり美味しいので、
やめられなくなった。
またやろっと。

うちはここから4、5分のとこだったが、だいぶ前道筋が変わって、
すっかりおもかげはなくなったが、
ここは全く変わらない。
お祭りの飴が懐かしい。