松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

ボブ・ディラン

今朝の朝刊のトップは、

ボブ・ディランノーベル賞のニュースだ。
私はノーベル賞もどんなもんかね、という感じだが、
(少なくとも平和賞、経済学賞はどうかと思う)
これはちょっと驚いたし、少し嬉しい。
私は実のところディランがかなり好きなのだ。
 
そういえばつい最近ディランの記事を読んだなと思ったら、
現代思想」だった。
毎号買うわけではないが、これに、
ボブ・ディランが歌うアメリカ」という連載がある。
この前の号に「ハリケーン」のことが出てきた。
この曲は私はレコードを持っているし、よく聞いた。
ディランの歌詞はただでさえ不思議な構造だし、
私は英語がからっきしだし、深く考えずに聞いていたが、
黒人のミドル級ボクサー、ルービン・カーターの、
事件と裁判の物語である。
ディランはカーターの自伝を読み、彼のいる刑務所も訪れ、
曲を書きたいと思ったのであるらしい。
 
マニュエル・ヤンという人が書いている。
この号は連載の11回目である。
これがまとまった本になったら、読みたいと思う。