松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

六色限定

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「いろは歌留多」を始めるに当たって、

色数は少なく落ち着いた色に、
ビシビシ毛抜き合わせでなく、
版ずれありの素朴な版画みたいな感じと、
だいだいのイメージを決めたわけである。
その時絵の具を6本選んだ。
そう熟考したわけでもなく、ま、これくらいかなと、
もっと欲しくなったら一色増やせばいいし。
ところがこの色選びが実に良かった。
今までどの絵もこの6色と白だけで描いているが、
困ったためしがない。
思った色はほとんどできるし、イメージ通りに仕上がる。
色数限定で描くのもわりに楽しい。
字札の頭の字だけは、色にノセなので黒でかいている。
普通の文字は6本の中の一番左の濃いグレー。