松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

奴隷の身分から脱出する方法はあるか?

電力会社は何をやってもお客の電気代に乗せて、
取り立てることができます。
これと同じことを狙って、
今水道の民営化が進められようとしています。
電気や水という、ないと生活できないものを、
ガッチリと握られるとどうしようもない。
節水や節電しても契約関係を切ることができない。
そしてTPPといっしょに次に来るのは食べ物です。
我々は売られているものを黙って買う。
選択の余地はなくなる。
オーガニックも売られるでしょうが、
アメリカではそうなっているように、
一般商品と同じ会社が、お金持ちの皆さんのための、
高いオーガニックブランドを持っているわけで、
これはこれで選択の余地はない。
本当にオーガニックなのかもわからない。

これから銀行も手数料をあげてくるだろうし、
送金するには言い値の手数料をたっぷり払うことになる。
アドビもね、いまや月極めの契約で、電気量なんかと同じ。
ないと印刷に出す原稿も作れない。
タチが悪いのはたくさん使う人もたまに使う人も同じなんだ。
アドビの社長は世界の大富豪の上の方にいるのを、
少し前見ちゃったからね。
マイクロソフト、アップル、グーグル、ツイッター、アマゾン、
の社長さんの仲間である。

もう我々は個人的に自由にやれることなど何もない。
がんじがらめで、お金だけ巻き上げられて、
1パーセントに貢がされる奴隷である。
無力感に襲われる。
さっさとドルが死ねばいいんじゃないか。
こんなことをしている間に傷は深くなるばかり。
ドルを支えるために私たちの国から、
お金がザーザー流れていくんだから。
ロシアや中国は生き延びるだろう。
わが国は当然アメリカより先に死んじゃう!