松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

テレビって…

最近はほとんどテレビを見ないので、

たまに見ると、妙に疲れる。
今回の日曜美術館でも、いらんケレン味
子どもっぽい味付けに、
馬鹿にされてるような気分になった。
多分本当に馬鹿にされてるのだろう。
 
特に、クアトロ・ラガッツィの旅の道筋を示すのに、
当時の地図を使って、
描かれた帆船の一艘をゆらゆら揺らしながら、
喜望峰を回って、はいリスボンに着きましたとやる。
当時の世界の捉え方としてその地図を見せるのはいいが、
彼らの道程はやはり正しい地図で正確に見せるべきである。
彼らの行きて帰りし物語は、8年の時を要した。
陸路も大変長い。
その間に少年が青年になった。
旅立ちの時、親は子の死を覚悟し、帰国した時は、
どれが我が子かわからなかったくらいである。
ゆらゆらの帆船は子ども番組のノリである。
と言うと、
あなたはあの番組はましなほうよと言われた。
 
確かに始まる前に見ていた園芸番組はもっと酷かった。
講師のおじさんの格好がすでに、
子ども番組であるし、変な相槌を打つ声優のおじいさん、
ダイアリーとか言ってCGで厚ぼったい本がぐるりと開く感じ、
どれもうんざりである。
全てが過剰で悪趣味でワンパターンでうるさい。
少し大人しく、普通に作れよ!