明月記を読むを読んでいると、「云々」という表現が割と出てくる。これが出るたびに、私はあのでんでん男を思い浮かべてしまう。本当に嫌だ。しかしこれは、まさに言葉の持つ属性であり、本歌とりや歌枕などの果たす構造と同じである。過去の有名な歌の一節…
木を彫るのをやめてから、1週間くらいと思うけど、指のタコが柔らかくなって元に戻り始めた。人間の身体がこんなに簡単に変化するとはね。私の指は過去に遡っても、白魚だったためしはないのだが、硬い木を彫り続けるとたぶん、煮干のような指になりそうで…
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