松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

失敗や修正

昨日は朝からこんちさんの襟元を彫っていた。
一段落したから買い物に行ってくるかと思ったが、
なんかどう見ても襟ぐりのカーブが気に入らない。
こんなんだと、こんちさんがダサいと思われるじゃん。
それ嫌だなぁと。
今から修正できるか考えながら買い物をして、
帰ってから、必死に直しに入った。
まだ完成してないけど、これならいいかな、
と言う襟ぐりになって、あとはタートルネックの、
セーターの首のところだ。
こんちさんはま、独自の好みはあるけど、
ダサくないからね。
全体にまだ横幅が広いのと、
頭のてっぺんがこれどう見ても失敗。
木の棒がちょびっとしか出てない。
のこぎりで切った時に斜めになって、
ちょうど真ん中が窪んでしまった。
これも早い段階で修正できたかもしれんが、
今となっては手遅れ。
こんちさんは時々頭が吹っ飛んでしまうタイプの、
トンカチになってしまった!!

地元の人材!

当時の遊び場を支えていたのは、
主に専業主婦のお母さんたちでした。
素晴らしく優秀で元気な人たち。
今や専業主婦は、
生産性のない役立たずのように言われますが、
実は彼女たちが大活躍する現場は、
地域の子どもがらみの界隈ではいっぱいある。
いろんなところに優秀な人材は居るのです。
社会の損失どころではない、
ものすごい貢献をしているんだから。
データーに出てこないし、これまでもこれからも、
賑々しく評価されることはないかもしれないけど、
実は凄く大きな力です。
多くの人は知らないし気がつかないかもしれないが、
私はそういう人の現物を沢山見てきました。
今や蛇蝎のように嫌われるPTAや生協活動などで。
多分彼女たちはどこかに勤めていたとしても、
活躍したでしょうが、地元にいてくれて良かったと、
思えるそういう魅力的な女性はいっぱいいたよ。

三軒茶屋へ

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三軒茶屋の世田谷区の生活工房と言うところまで、
友人と大学時代の先生とで、
また展示を見に行ってきた。
今回は卒業制作のパネルはフルで展示されていた。
当時20代の私は冒険遊び場が日本中に広まるだろうとは、
思っていなかったと思うが、
羽根木プレーパークはとりあえず現在もあるし、
日本中には500カ所の冒険遊び場があるらしい。
当時でさえ苦情や反対意見の筆頭は、
「危ないと汚い」であったから今なら、
この意見はもっと多いだろうねぇ。
こういう遊び場は電車に乗って行くようなものではないので、
500カ所の遊び場で遊んでいる子どもは、
ほんのちょっぴりだろう。
羽根木の初期のビデオが流れていたので、
見ていたが、やはりけっこう楽しそうであった。
こういう遊びをした子としなかった子の差は、
想像以上に大きいのかもしれないけど、
ま、なかなかね、わが国ではね。
やはりあの頃の子どもたちは顔の表情が良かった。
可愛い。

守銭奴は恥を知らない

オリンピックの選手村のインテリアの写真を見て、
唖然とした。
ここまでケチるか!と。
お店にあった一番安いやつ買ってきましたっ!
という感じで、そこにはデザインもへったくれもない。
高級仕様である必要はないが、
かつてはそこは見せ場だったんじゃないの?
史上最高額の予算、
過去4回のオリンピック予算を足したより高いと、
いう記事を何度も見ていましたが、
そのお金はオリンピックにあんまり使われていないようだね。
スタッフも無給のボランティアだし。
オリンピックが嬉しいたくさんの納税者がいるというのは、
なんという不思議。
お人好しにもほどがあるんじゃないか。

今朝のお姿

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死ぬほど彫り続けているのに、
全然終わらない大仏こんちさんです。
刃物で怪我はしていないけど、
支えている指が木で擦り切れて、
恐ろしいことに血がにじんだりしています!!

この前のポーランドの本、
1200ページの間違いでした。
まそれでも広辞苑みたいに厚いけどね。

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武器のこと

スレイマニという人をアメリカが暗殺したことが、
緊張の引き金になったわけだが、
どんな理由があったとしても、
よその国の人を勝手に殺していいはずがない。
この事件の詳細を知らないが、
真っ先に思い出したのが少し前世界で読んだ、
AIを搭載した武器は使うべきでないという記事だ。
AIが判断の主体になった場合、
誰にも責任をとえなくなる可能性がある等。
例えばターゲットの情報をたっぷり仕込んだ、
AIを搭載したドローンは、
どこどこまでも追いかけてまさにその人物を、
正確に殺すことができる。
こういうものはすでにあるようで、
こんなものが使われたのだろうかと思って、
恐ろしい気持ちになったのである。
ちょっと考えても作るのは簡単そうな気がするし…
顔認証みたいなもんじゃない?
嫌な世界である。
人間のやることは底が見えない。

銀の茶漉し

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私は十年一日のように、
毎朝アッサム紅茶にミルクをいれたやつを飲みます。
日本人のくせに。
昨日何をしたわけでもないのに強化ガラスのポットに、
ひびが入っているのを発見して、
これは困ったと思いました。
そうやあれがあったやんかと、
婆さんの家の出土品の中からとっておいたポットを出してきた。
昭和の香りが結構いけるやんと。
ところがこれは今までのやつのように、
注ぎ口に格子戸が入っておらずお茶の葉が出てきちゃう。
昨日はとりあえずあくすくいで代用した。
今朝になってそうそうあれがあったと昔から持っている、
銀の茶漉しを出してみた。
これが見事に真っ黒になっていて、
朝から必死に磨いてまあまあこんくらいには復活。
今読んでいる1600ページもある、
ポーランドの19世紀の小説にも、
しきりに銀の食器が出てくるけど、
銀器は召使がいないとダメだと思うよ。