松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

味噌作りのお知らせ

今年も味噌作りの時期になりました。
注文しておいた有機の大豆が来ますので、
お味噌やりたい人はお知らせください。
日程など調整します。
美味しい大豆や良い麹がいつまで手に入るものやら、
わかりませんから、
今のうちに美味しい味噌を作りましょうね。

by麹ともの会会長

超ヤング!

本日は超ヤングなお客様やった。
10月29日に生まれたばかり。
我が家には息子の家から邪魔になったからと、
預かることになった藤のゆりかごベットがある。
まそうなるだろうと思ってたよ。
買いたくなる気持ちもわからないわけではないが、笑
だから赤ちゃんのお客さんもウエルカム。
しかしまったく手のかからない子で、
機嫌よくしていてゆっくりご飯も食べられた。
おっぱいやってる間は太る心配がなくていいと、
お母さん、モリモリ食べていた
赤ちゃんが想像したよりずいぶん楽なので、
どっかでしっぺ返しを食らうんじゃないかと、
心配していた。
やっぱ思春期か、、笑
うちの娘も手がかからない子だったが、
こいつはその上をいく感じで、
おっぱいグビグビ飲んであっさり寝るし。
まあ、子どももいろいろやな。
うさぎちゃんは相変わらず緊張気味。

f:id:natsuyono:20200109161604j:image

f:id:natsuyono:20200109161620j:image

また再野生化の話

環境保護団体のやっている事と、
再野生化が違うところは、
これにはこうしたいという理想の形がない。
全てお任せである。
現在ある保護運動は多かれ少なかれ、
この場所のこの状態を維持するとか、
ある時期の状態に戻すとか、特定の植物を守るとか、
目標とする形がある。
ボランティアも植樹とかしないとやった気がしない。
しかし生態系というのはずっといつも同じなわけではなく、
ランダムな(もちろん理由があるわけだが)スパンで様々の種類の影響を受け、
出たり引っ込んだり色々しながら、
流動的に変化しているものなのだ。
どちらかと言って人がどうにかできるようなものではない。
お任せタイプなのでどんな保護活動に比べても、
お金がかからない。
ここでは、動物を放すために敷地をフェンスで囲む、
敷地内の川の護岸を壊して、
水辺まで動物が近づけるようにした事、
この二つくらいが主な出費であった。
私も140ヘクタールくらいの土地持ちなら迷わずやるだろう。
著者も農業でやっていけない人達が、
やらないのは不思議だと思っているみたい。
オランダでやられている先行事例が凄い。
広大な埋立地を使っている。
なんとなく感じていたけど、
オランダの取り組みは全体的に進んでいるね。
小さい国だけど生物学者もいっぱいいるし。
この分野ではEUがよい取り組みをしていて、
確かに農薬やGMに関しても積極的に不使用を打ち出している。
それに比べてイギリスは確かに動きが鈍い。
ま、日本にはかなわないけど。
著者もEU離脱後のことを心配しているようだ。

 

「グロマリン」の話

イギリス貴族の再野生化の本の最後の方に、
すごい話が出ている。
土壌の話であるがそのなかの菌根菌の話。
「グロマリン」という物質は、1996年に発見された。
菌根菌が炭素から作る糖タンパク質である。
大気中の二酸化炭素が増えると生成量が増える。
実にグロマリン粒子の20から40パーセントが炭素である。
菌根菌の働きで炭素隔離という事が出来るのである。
世界中の劣化した草地50億ヘクタールを、
正しい生態系に戻してやれば、
数十年で温室効果ガスの濃度を、劇的に、
産業革命以前のレベルまで下げられるというのである。
実際このイギリスの140ヘクタールの再野生化で、
土壌が回復し菌根菌が増えてきている事は分かっている。
こういう土地を飛び地的にでもたくさん作れれば、
昆虫や植物や土壌微生物も一気に増えるのは確実なのである。
できる事はたくさんある。
それなのに、戦争かよ…である。
戦争ほど効率的に環境破壊するものも滅多にない。
様々な毒物がばらまかれる。
気軽な核兵器も使われるだろうし、
石油基地なんか燃やされたりして、、
第一次世界大戦の時に使われた化学兵器のせいで、
ヨーロッパには今も人が入れない場所もある。
そんな事やってる場合ではない。
愚かなり。

 

植民地部隊

このままでは、米軍と一体化して、
当事国として戦争に参加する事になりそう。
閣議決定の指令も、
これに合わせたタイミングとしか思えない。
一体化と言っても指揮権は米軍にあるのだから、
植民地の部隊と同じようなものです。
かつての戦争で、イギリス軍のインド人部隊が、
最前線の危険な任務をやらせられたように。
当然戦死者が出るが、大変勇敢だった!と、
賞賛して、それでおしまい。
勇敢だったと賞賛するのが大好きな人達が、
すでにスタンバイしてる。

新春こんち

暮れも元旦も休みなく、
昨日おとといあたりは一日彫っていたのに、
一向に進展しない。
自分でもあんまり印象変わらないなぁと思うが、
実はずいぶん軽くなってきたところを見ると、
かなりそぎ落としているはずである。
やはり頭が大変で、指が痛くなるので、
硬い部分は肩で、鑿のお尻を押すようにしている。
いつ来ても私がこれを彫っているので、
ついにゆうちゃん様が、
こんちさん、と名前を覚えた。
この前は樹脂版のこんちを見せてあげた、
未完成もあるけど大量に居るからね。

f:id:natsuyono:20200104094050j:image

f:id:natsuyono:20200104094103j:image

煮なます

友人につくり方を教わってから、たびたび作って、
たいていあっという間に食べちゃうのが、
になますである。
元は辰巳浜子か芳子さんのレシピ。
煮なますと言うわけであるから、
生ではないが、シャキシャキした歯ごたえが必要である。
それには切り方も関係してくる。
あと私は材料をなるべく長く切りたい。
最近は大根も人参も斜めの輪切りにする。
そうすると楕円形になるので、
この長手を生かして千切りにする。
皮は剥いてあるが、両端に皮側の部分を持った、
長い棒状になる。
これだとくなっとなりにくい。
レンコンだけは途中に穴があるので、
長くは切れないけど。
あとよく切れる包丁できる。
これも大事、レンコンは縦方向の繊維が強いので、
ぼそぼそに切れると良くないし、
切断面の細胞が綺麗だと、とくなっとならない。
風干しする事が、ぐずぐず水気が出て、
柔らかくなるのも防ぐ。
お正月でなくても作るけど、
ゆずの香りが決めてだから柚子があるときね。